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『明日こそ鳥は羽ばたく』 [My Favorite]

随分(本当に随分)昔になるでしょうか。
『Bird』という言の葉、響きが、私の中に鮮烈に残ったラジオドラマがございました。
今よりはるかに若い藤岡弘さんが独り、あの重低音ヴォイスでとつとつと物語を進めてゆく……
なんと耳引きつけられるドラマであったことでしょう。
言の葉を口にすることで、耳から心へと広がってゆく得も言えぬドキドキ感。
今でもあの時ほど、ラジオを一生懸命に聴いたことは無かったように思います。
先日、フト何気なく思い立って検索をかけてみたところ……
そのドラマの元になった本のタイトルがわかったのです。
ネットがなかった時には考えられなかったこと。
記憶がつながってゆくのを実感した一瞬でもございました。
(↓それがこの本。)


明日こそ鳥は羽ばたく (1975年)

  • 作者: 河野 典生
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1975
  • メディア: −



実はこの本、もうすでに絶版にされておりました。
しかしながら……
なんと……初版本が手に入りました!
ネットって本当に素晴らしいです。

ああ……まるでもう想い出をたどる旅のようで。
主人公はインドへと『Bird』(のテーマを創った行方不明になってしまった知人)を求めて旅立つわけですけれど、私はその旅に同行するかのような気持ちになりました。
戦後から復興へと向かった日本の時間。
その間に流れていた音楽、JAZZ。
作者の年代とピッタリと合っている人、或はJAZZを愛している人にとってはたまらない作品となるのではないでしょうか。
年代が完全にずれてしまっている私でさえ、こんなにも入ってゆけるのですから。
全編にわたって流れ続ける<鳥>バードのテーマ。
ラジオドラマでは一体どのようなメロディーが流れていたのでしょう。
残念ながら、そこまでの記憶は残ってはいないのが残念でならないのですけれど……。

文章であるはずなのに。
そこからは見事なくらいに音楽が溢れ出て参ります。
たった一つのテーマがインドの歴史を紐解き、当時の市民革命にまでも関わってゆくその展開。
読み進めてゆくうち、私には素晴らしいギタリストのお友達がいるのですけれど、
ついついその方をだぶらせてしまって。
(主人公鷹取は残念ながらサックス奏者なのですけれど。)
とにもかくにも、久しぶりに素敵なご本に廻り逢うことが出来ました.*:。.☆





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ROPE ISLAND

ヒマなとき,買って読んでみたいと思いました。
by ROPE ISLAND (2006-11-10 19:48) 

ryus_cafe

ROPE ISLANDさんへ.*:。.☆
コメントありがとうございますφ(^-^*)
この本はもう絶版されている本ですので、古書としてしか購入出来ないと思います。
受験が終わって、ゆっくりしてから……機会があれば探してみて下さいね♪
by ryus_cafe (2006-11-10 20:03) 

つーちゃん

「明日こそ鳥は羽ばたく (1975年)作者: 河野 典生」
あ、凄い面白そうですね。
とはいえ絶版されてるんですか・・・。
夏実さん、見つけられたときはかなり嬉しかったでは?
ウチも以前絶版になった本を探すべくあちこちの古書屋を巡り歩いて見つからずあきらめかけた時、ネットで偶々見かけたときの嬉しさは言葉では言い表せれなかったです~。
by つーちゃん (2006-11-10 20:53) 

Rinya

音楽があふれる文章、いいですね~
最近、そういう本ってあまり見ない気がします、ぱっと買える本で言いのないでしょうか?

ところで絶版物ってことですが、高かったんじゃないですか?
それも、ちょっと興味あったり(ぉぃ
by Rinya (2006-11-10 21:54) 

のらりくらり

今晩は、ryus_cafeさん。
“たった一つのテーマがインドの歴史を紐解き、当時の市民革命にまでも関わってゆくその展開”
ダイナミックな展開のある読み物惹かれますね~。
手にしたくなる本です。
図書館に行って探してみようかなあ!
なんだか、
五木寛之の「戒厳令の夜」がオーバーラップいたします。
by のらりくらり (2006-11-10 22:33) 

かよりん

ラジオドラマにピクリと反応しました。
私も遠い昔ラジオドラマを貪るように聴いていた時期がありました。
当時私は声優を目指していたので。勉強も兼ねて・・・。ラジオドラマって本当に想像力がかき立てられていいですよね。懐かしいあの頃をふと思い出しました。
この本も面白そうですね♪
by かよりん (2006-11-10 23:48) 

ryus_cafe

つーちゃんさんへ.*:。.☆
実はドラマから本のタイトルへたどりついて……本を検索した時に絶版に至っていることを知った時には大変なショックでございました;
それでも……何とかなるものですね。
ネットのすごさを身を持って感じました♪
つーちゃんさんも読書家さんですね♪
私はかなり好き嫌いがあるようでllllll(-_-;)llllll ;
日本の著名な作家など;実は結構苦手だったりするのですね;
(読了後、熱を出してしまったことも;;;)
by ryus_cafe (2006-11-11 10:31) 

ryus_cafe

Rinyaさんへ.*:。.☆
この本もネットでは案外容易く手に入ると思います♪
作家さんが亡くなられたわけではございませんので、このご本にはプレミアなどはついておりませんから(笑)
(でも絶版で初版本となるとちょっぴり高価な感じが致しますね☆確かに。)
かなりお手頃価格で手に入るのではないでしょうか。
でも、これは角川でも賞をとっている作品ですので、それなりに楽しめると思います。
by ryus_cafe (2006-11-11 10:40) 

ryus_cafe

のらりくらりさんへ.*:。.☆
図書館では確かに出逢える可能性は高いかもしれませんね(^-^*)
壮大なスケールとか、そういうものではなく、自然とそこへと流れ着いてしまった……そういう展開がわざとらしくなく、誘ってくれるのです。
まさに、読者も主人公鷹取氏と一緒に旅している状況になって参ります。
のらりくらりさんは……私よりお若いかと思いますのでますます、本との年代のずれを感じられるかと思いますけれど、それでも、JAZZやクラシックなど、古い音楽であってもいつまでも輝きを失わないのと同様、中々良い読後感に浸れる本であると思います.*:。.☆
by ryus_cafe (2006-11-11 10:51) 

ryus_cafe

かよりんさんへ.*:。.☆
nice!&コメントありがとうございます♪
声優さんを目指しておられたとは!素敵です.*:。.☆
きっととてもお声が魅力的なのでしょうね(^-^*)♪
私はかじりついていたほどではなかったのですけれど、この影響か、
大学の放送局でラジオドラマの脚本を書いておりましたφ(////)
本は絶版の割には容易く手に入りますので、気がむきましたらどうぞ♪
JAZZのお好きな方には特におすすめです……と、いいますか、
そういう方やこの本と同年代の方の感想をうかがってみたい衝動にかられますφ(^-^*)
by ryus_cafe (2006-11-11 10:58) 

ryus_cafe

双葉さんへ.*:。.☆
nice!ありがとうございます♪
試験の方はそろそろ終わりましたか?
お勉強、お疲れさまです(^-^*)
by ryus_cafe (2006-11-11 12:15) 

sima

明日こそ鳥は羽ばたく...
学生時代、古本屋に入り浸っていた時代がありました。
起業しようと思って、訳もなく活字を読み漁りました。
そんなとき、角川書店「野生時代」が目に止まり、
黄ばんだページの中から出てきた「明日こそ鳥は羽ばたく」...
覚えています。
当時、食い入るように読み耽った想いが蘇りました。
しかしながら、時間が経ってしまったことで、
やはり忘れてしまっている部分が多いですが...
その時、あれほど衝撃を受けたのになぁ...(>_<)
主人公のジャズマン鷹取が、
仲間であるジョーを探しにインドへ行くんですよね。
(たしか、笛かなにかが手がかりで...)
曲(ジャズ)と、多くの人々を媒介しながら、ジョーに近づいていく。
でも、ジョー云々よりも、
その探す行為そのもの=プロセスに仄かなプロットを漂わせながら、
ナチュラルな感じで、とてもリアリティがあった印象があります。
インドの地名を沢山覚える切っ掛けになった小説です。(笑)
そう言えば、それから暫くしてインドと仕事をすることになり、
インド人に会うたびに、この小説のことを思い出しました。
今でも、彼らとの交流が繋がっており(on e-mail)、
 「結婚式上げるから、ニューデリーへ来い!
 「巨大パーティやるから、カルカッタへ集まれ!」等々...(^^;)
あーそれにしても、またまたryus_cafeさんのエントリーで、
自己脳内「懐かし紀行」やっちゃいました♪
※ちなみに、その同じ野生時代に、
 あの「小林信彦氏」のノベルも掲載されていて、
 そちらも楽しく読ませて頂いたことを思い出しました。
 (新たなる記憶を辿ることができて、更にウレシー♪)
by sima (2006-11-11 17:32) 

早速遊びにきました♪
「バード」つながりチャ^リ・パーカーって古いジャズメンの相性がバードでしたね。最近はテレビをあまり見なくなったんですが、かわりに家にいる時はラジオがずっとついてます。深夜の静寂の中でのラジオドラマって昔も今も好きです。
by (2006-11-11 19:53) 

mitz

ごきげんよう、ryu_mamaさん♪
ご無沙汰してましたぁ~(¨;)

バード!やはり私もパーカーのことが頭を過ぎりました、
私が日本へ戻り、その後パットが使っていた、鳥の様なかたちをした
パーカーギター!その当時あやさんが渡米・・・
そのことを今、奇になる事実、第14話で記載してますぅ♪
宜しければ覗いてみてくださ~い!

私の名でよければ、どんどん!
by mitz (2006-11-12 00:44) 

ryus_cafe

simaさんへ.*:。.☆
nice!&素敵なコメント、本当にありがとうございます♪
やはり、simaさんご存じでしたね(^-^*)
この本……simaさんお読みになられていらっしゃるのではと思っておりました。(私の勝手なsimaさんのイメージにピタリと重なっている本でもございましたので(////))
私はもちろん自らも読んでみたかったのですけれど、これをお読みになられた男性にその感想をうかがってみたくなる本だと感じておりました。
ですから、今回のコメントは特に興味深く拝見させていただいておりました♪
ビデオの中から流れてきたメロディー、バードのテーマ。
そんな些細なきっかけが主人公鷹取を知人ジョーを探す旅、インドへと誘う吸引力になってゆくということ。
考えるだけでもすごい作品(心震えるメロディー)ということになりますわよね。
そういう部分だけで、場所など関係無く飛んで行ってしまうところに、男性の究極のロマンのようなものも合わせて感じてグッときてしまうのですね。
それに致しましてもインドでお仕事もなさっておられたのですね.*:。.☆
それだと、尚更リアルにあのストーリを感じられたでしょうね♪
……ニューデリーでの結婚式、カルカッタでの巨大パーティー.*:。.☆
simaさんのことですから、いつまでもその交流は繋がってゆかれるのだろうと思います(^-^*)素敵です.*:。.☆
小林信彦さんの作品はきちんと読んだことがございませんでしたので、今度手に取ってみたいと思います。
でも……気になるのはこの河野典生さんの本もそうだったのですけれど、同じく小林さんのご本も過去の作品が次々絶版になってしまっている状況があるのだそうでございますllllll(-_-;)llllll
見かけましたら、即買い……でいきませんと、たとえ良い作品であっても絶版されてしまうこの出版業界;;;何だか厳しいです;
……私の詩集もすでに絶版が決まったようなものでございます〜(^-^;;;
by ryus_cafe (2006-11-12 11:23) 

ryus_cafe

aerialさんへ.*:。.☆
nice!と早速のコメント、とても嬉しく拝見させていただきました♪
ありがとうございます(^-^*)
はい♪正解でございます♪そのくだりは本の中にも出て来ているのです♪
"むろん例のバードと、かけているんだろうがね。
当時、死後十四年で、すでに、ほとんど神格化されていたチャーリー・パーカーの'あだ名'がバードだった。"
ラジオ……ほとんど聴かなくなってしまったのですけれど(TVも……)……今もラジオドラマ、やっているのですね♪
それをうかがって何だかちょっぴり嬉しくなりました♪
aerialさんのblod……全てが洗練されていてとても素敵でございますね♪
それに致しましても、まさかTinTinに遭遇できるとは♪(*_*)
嬉し驚きの一瞬でございました♪
これからもどうぞよろしくおつきあい下さいませ.*:。.☆
by ryus_cafe (2006-11-12 11:39) 

ryus_cafe

みつさんへ.*:。.☆
ごきげんよう、みつさん.*:。.☆
お忙しい中、早速おいでいただいて、とても嬉しいです(^-^*)
パーカーギターというのがあるのですね!
(素敵♪鳥の形をしたギターでございますか♪見てみたいですね♪
それと……あやさんのところに、早速お伺いしなければ(^-^*))

あ……みつさん(////)
またあらためてご連絡致しますね♪
今夜時計の針が'今日'をこえた後に。
by ryus_cafe (2006-11-12 11:53) 

katsura

表紙のイラスト、ざらっとした感じ、どれもいい雰囲気ですね。
BIRDというと、どうしても大江健三郎さんの小説の主人公を強烈に思い起こしてしまいますね。
by katsura (2006-11-12 15:55) 

sima

Blue Doors、
絶版になってしまう可能性もあるのでしょうか...
心配になって、
さきほど、Amazonに飛んでみましたら、
  「通常2~3日以内に発送します。
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」
との出荷状況でした。
間もなく買えなくなってしまう可能性もゼロでは無いですよね...
いや、私の周りの人間へも紹介していたりするので...
もう一冊買っておこうかなぁ...いや、社交辞令でなくて、本当に。

話は変わってしまいますが、
友人が古本屋のネットワークチェーンを立ち上げようとしているので、
「明日こそ鳥は羽ばたく」を探してもらおうと思います。
手に入ったら、もう一度読み返してみて、
ここへコメントを残させて頂きたいたいなぁ~などと考えてたりして。(^^;)
by sima (2006-11-12 16:32) 

とりあえずぼくがいつも聴いてるのは、TBSで深夜11時半から講談社提供で毎夜放送してるラジオドラマがあります。
by (2006-11-14 01:27) 

sima

エアリアルさん、
講談社ラジオブックスですね♪
菅原牧子さんの「あの声」...
特に句読点のときの「あの感覚」...
印象に残りますね。
※ちなみにワタクシは、
 週末、FMでやってる石井竜也の番組が好きです。
 (って、ラジオドラマじゃないけど、
  あのスネーク万ショーを彷彿とさせる
  構成が好きなんです♪)
by sima (2006-11-14 01:45) 

ryus_cafe

katsuraさんへ.*:。.☆
お返事大変に遅くなり、失礼致しました(_ _;)
少し色々ございまして(T-T)、最後にダメ押し(苦笑)で息子が風邪で発熱;;;
どたばたの1週間でございました(_ _。)

>ざらっとした感じ……
この小説の印象はまさにその表現がピッタリとくるような気が致します。
さすがkatsuraさん、捉え方が的確でございます.*:。.☆
by ryus_cafe (2006-11-19 19:41) 

ryus_cafe

大変にお返事が遅くなってしまって;失礼を致しました(_ _;)
この1週間、かなり大変な状態で、週末にはダメ押しで息子が風邪の高熱でダウン。
全くネットに手つかずの状況でございました(T-T)
ネットはたった1週間あけただけでも、随分時間が過ぎてしまった感じがございますね;
すっかり何だか取り残されてしまった感じで……(-_-。)クスン
少しずつ、ゆるりと追いつくことが出来ましたなら……と思っております.*:。.☆
どうぞ変わらずおつきあい頂けますと幸いでございます。
『Blue Doors』たぶん、近く絶版になると思います(笑)
私自身が不慣れで全く営業を行わなかったのがいけませんでした(////)
amazonでは少しお値段がお安くなっているものも(新品で)あるようでございます(^-^;;;
何とか、少し違った形であっても再び発行出来ますように、努力は少しずつでも続けたいと思っております。
それに致しましても、周りの方におすすめいただいているとのこと……涙がこぼれ落ちそうになるほど、嬉しくって。
どんなに感謝申し上げれば、この気持ちを寸分違わずお伝えすることが出来ますでしょうか.*:。.☆
simaさんのお友達……古本屋さんのネットワークチェーン.*:。.☆
その方も、simaさん同様、とてもロマンティックな方なのではございませんか?
何だかそのような気が致します。
そして、きっと近く(実はもうすでに?!)お手元にあの紅い本が届いているかもしれませんね。
simaさんのあたたかで、とても広い交友関係……うかがえばうかがうほど、simaさんご自身の素敵さがジワワと伝わって参ります.*:。.☆
by ryus_cafe (2006-11-19 20:20) 

ryus_cafe

aerialさんへ.*:。.☆
先日は素敵な情報をお知らせ下さいまして、ありがとうございました(^-^*)
(御礼の書き込みが遅くなりまして;大変失礼を致しました;どうぞお許し下さいませ;)
今も、ラジオドラマ、放送されているのですね.*:。.☆
こちらはラジオの入り具合が悪いこともあって、すっかりラジオとはご無沙汰状態になってしまっております;(残念……;)
ラジオドラマは自分なりにその状況を耳で聴いて想像致しますので、その楽しさはたまらないものがございますね♪
by ryus_cafe (2006-11-19 21:15) 

ryus_cafe

再び(笑)simaさんへ.*:。.☆
本当に、いつも素敵なコメントありがとうございます(^-^*)
私がモタモタ致しておりますと(////)、すかさずsimaさんがaerialさんへ応答して下さって♪
それに致しましても……simaさんの情報範囲の広さと奥深さには舌を巻くばかり。
その情報網、ラジオ番組まで網羅されておられるなんて☆

心からの感謝を込めて。
by ryus_cafe (2006-11-19 21:26) 

ryus_cafe

もう一つ、simaさんへ(////).*:。.☆
ごめんなさい;↑先のaerialさんのコメントの上にあるコメントはsimaさんへのものでございます。
(宛名が抜けてしまっておりました;)
by ryus_cafe (2006-11-19 21:33) 

月光蝶

「明日こそ鳥ははばたく」で検索してみたら、遭遇しました・・・。

あれをまだ、覚えている人が居たのですね。
私はこの本を、ドラマの放送から間もなく手に入れました(まだ持ってると思う)。
昔、このドラマのカセットテープも持っていたのですが、どこへ行ったか・・・。

ちなみに、あの「Bird」のテーマの原曲は「ラヴィ・シャンカール」の「ネイマ」
です。選曲した人は、インドとジャズの結びつきから発想したのだと思います。
ドラマの本放送で使われたのは、トム・ブラウンの「ネイマ」です。
(本放送当時、NHK-FMに問い合わせて調べたのです)
シャンカールの「ネイマ」は色々な人がカバーしているのですが、ほとんどの人は楽器が「Bird」のイメージとは違います。
トム・ブラウンはトランペット奏者なので、彼の「ネイマ」が最もイメージに合ったものとして選ばれたのでしょう。
by 月光蝶 (2008-01-09 00:25) 

月光蝶

ちょっと記憶違いがあったので、補足しておきます。
「ネイマ」はシャンカールの曲と思っていましたが、ジョン・コルトレーンのようです。
Naima(ナイーマ、ネイマ)は、彼の当時の奥さんの名だそうです。

トム・ブラウンの「ネイマ」が収録されているアルバムは廃盤のようですが
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000UUPG04/sr=1-16/qid=1199807962/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1199807962&sr=1-16&seller=
アマゾンのマーケットで手に入れる事は可能です。

「明日こそ鳥は羽ばたく」に使用されていた曲は(若干記憶が曖昧ですが)
オープニングが日野皓正とネイティブ・サン「イエロー・ジャケット」。
劇中曲は色々で、キース・ジャレット、コルトレーン、マイルス・デイヴィスなど。マイルスの「So What」は劇中でもそのまま台詞に使われています。

劇中で最後の最後に使われていた曲(鷹取と女性が話すシーン)は、「スタッフ」の「ゴードンのテーマ」です。

20年ほども前の記憶ですが、そうした曲名や、音楽が、昨日の事のように鮮明に思い出されます。

思い出をありがとうございました。
by 月光蝶 (2008-01-09 01:09) 

ryus_cafe

>月光蝶さまへ.*:。.☆
何とも素敵な情報をお教え頂きまして、胸躍らせながら拝見させて頂きました。
「明日こそ鳥は羽ばたく」を通じて、ネットのすごさをあらためて実感致しております。
遥か彼方の記憶でございますのに、こうして現代に結びついてゆける廻りあわせ。
本のなかだけでなく、こうして偶然にも関わった私までもがその世界の片隅にたたずんでいるかのようでございます.*:。.☆
それに致しましても、月光蝶さまはJAZZにお詳しいのですね.*:。.☆
NHK-FMに問い合わせをされたというくだり、月光蝶さまの思い入れ度が深く伝わって参りまして、本当に嬉しく拝読させて頂きました。
月光蝶さまの思い出を慈しむようなあたたかみのあふれるコメントに、私自身、何とも言えない感動を今一度感じさせていただきました。
早速ご紹介頂いた作品の数々、聴いてみたいと思います.*:。.☆

心からの感謝を込めて。
(月光蝶さまはblogなどなさっておられますか?もしございましたらどうぞお知らせ頂けますと幸いでございます(////).*:。.☆)
by ryus_cafe (2008-01-09 16:56) 

ぴけっと

明日こそ鳥は羽ばたく で使われていたのはナイーマではなく、カリスマです。
https://www.youtube.com/watch?v=hVRfRWkmvw0&list=RDhVRfRWkmvw0#t=7

問い合わせたとの事ですが、おそらくは聞き間違いされたのではないでしょうか…
トム・ブラウンはナイーマを演奏する手のトランペットではありません。
私の記憶が確かなら、毎回のオープニングで使われていたように思います。
by ぴけっと (2014-04-10 00:24) 

ryus_cafe

> ぴけっとさまへ.*:。.☆
初めまして.*:。.☆
ひっそりと息づいておりました……私の8年近くも前の記事へ、
コメントをいただきまして、誠にありがとうございます.*:。.☆
ぴけっとさまの確かな情報のお陰で、何とも懐かしく、素敵な時間に包まれる機会を得ることが出来ました。
私の記憶がお知らせいただいたyoutubeより流れてきたメロディーに優しく手を取られるように誘われて*:。.☆
素敵な情報をありがとうございました。
心からの感謝を込めて.*:。.☆
by ryus_cafe (2014-04-12 09:18) 

月光蝶

トム・ブラウンのネイマ
http://mp3index.ru/mp3-search/Tom%20Browne%20-%20Naima/

この曲を忘れることはありません(苦笑)。
by 月光蝶 (2015-05-28 21:34) 

ryus_cafe

> 月光蝶さまへ.*:。.☆
初めてこちらへ書き込みをいただきましたのが2008年になってすぐの
ことでございましたから……
もう早7年も月日が過ぎてしまったのでございますね。
こうして再びこちらを訪れていただくことが出来ましたこと、心から
嬉しく、幸せに感じております.*:。.☆。
さて、ラジオドラマとしての『明日こそ鳥は羽ばたく』も
こちらの記事としてUPさせて頂きました時にもすでに随分と
昔の記憶でございましたのに、さらにまた多くの過ぎ去った時間が積み
重なってしまって……;;
それでも一生懸命に私の感覚や記憶の欠片をたぐり寄せてみました(////);;
月光蝶さんからのmp3に改めて耳を傾けさせていただきましたところ、
「Bird」のテーマの原曲はやはり月光蝶さんのおっしゃる通りだと思いました。
そしてトム・ブラウンの『Charisma』も確かにOPかEDかでかかっていた
ように記憶の欠片が囁くのでございます;;
(いい加減な記憶で申し訳ございません;;私の手元にはドラマの音源も
残っておりませんので;;)
(多分、ぴけっとさまは「Bird」のテーマの原曲とドラマのOPかEDとを
勘違いなさっておられるのでは……と思うのですけれど;;
いかがでしょうか;;)
月光蝶さまの作品への愛情が溢れんばかりに伝わって参ります。
そしてネットの素敵さをあらためて感じております.*:。.☆
月光蝶さま、ぴけっとさまにご紹介いただきました音源に耳傾けながら
あのワクワクとドキドキが交錯し合う放送時間を心から楽しんでおりました
時間を思い出しました。
7年も前の私の記事に、こうして書き込みを頂けます事、
細々とながらもblogをやめずに続けていて良かったとしみじみ
感じております。
心からの感謝を込めて。



by ryus_cafe (2015-05-31 23:48) 

月光蝶

おはようございます。
実を言いますと、長い時間を経て、私がこちらへの投稿を思い出したのは…
「トム・ブラウンのアルバムが蘇っていた」
事を知ったからです(笑)。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0063DGNDG?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00
その前の投稿の方にしても、30年以上前が旬だったトムの事を何故…と思ったのですが、おそらく、一旦廃盤になったトムのアルバムが次々とCDで蘇り、それで記憶が刺激されたのではないでしょうか。

30年前、「明日こそ鳥ははばたく」に使われたアルバムは、上記の「YOURS TRULY」です。
放送のオープニングに使われていたのが日野皓正の「イエロー・ジャケット」ですが、エンディングはryus_cafeさん、ぴけっとさんがご存知の「カリスマ」です。
「カリスマ」と「ネイマ」を両方収めたアルバムが「YOURS TRULY」で、これは長らく廃盤で幻のアルバムでした。

ぴけっとさんが「トム・ブラウンはネイマを演奏するような質の奏者ではない」とされているのも、頷けないわけではなく、ネイマはインド音楽のラヴィ・シャンカールの影響を強く受けているために、普通のジャズとは曲調もテンポも異質で、「カリスマ」のような現代的なメロディーと明らかにタッチが違うのです。
そのためにかトムは、曲の立ち上がりにネイマの原曲を強く意識した
「♪~♪♪~」
から始まる独特の、忘れがたいフレーズを差し込み、その後曲調を変えて、彼が得意とする現代的なタッチに入っています。
(作中では、この前半部の短いフレーズだけが「Bird」として用いられました)
むしろ、トム・ブラウンをよく知るほど「まさか」の陥穽にはまってしまったものと思われます。

PS.
私が、かなり細かい事まで「明日こそ鳥ははばたく」を覚えているのは、…実は、今はもう駄目になって聞けなくなっていますが、本放送の大部分を録音したカセットテープを持っていたためです。
折にふれて、何度も聞き返す事がありました。
デジタル技術が発達した今なら、永久不滅の記録ができるのですが、30年前のカセットテープはとうに使い物にならず、全ては記憶の中にだけ、残されています。

それでは、ryus_cafeさん、いつの日か、またご縁がありましたら…

so long.
by 月光蝶 (2015-06-03 07:26) 

ryus_cafe

>月光蝶さまへ.*:。.☆
いつもながら、月光蝶さまの確かな知識に裏打ちされた明快な文章と
作品への溢れんばかりの愛情に、何とも素敵な気持ちに包まれながら
コメントを嬉しく拝読させていただきました♪
私のおぼつかない知識を根気づよく補って下さる月光蝶さまの
優しさに触れておりますと、ネットの素晴らしさをしみじみ感じずには
おれません。
(幸せなネット生活を送らせていただいてるなと、実感致します。)
言葉一つ一つが優しく手を取って当時にエスコートして下さる感覚で
何という幸せなコメントをいただけたものだろうかと、思わず吐息が
もれました。
トム・ブラウンの「カリスマ」と「ネイマ」、両方がおさめられたアルバム.*:。.☆
音楽はいとも容易く、当時の何もかもをリアルに思い出させてくれて……
胸が一杯になりました。
一つのラジオドラマがつなげてくれました不思議なご縁に心から感謝を。
どうぞまた、優しい繋がりが訪れますように.*:。.☆
by ryus_cafe (2015-06-06 02:55) 

ふ゛り

はじめまして。
検索して辿り着きました。
10年も前のエントリーへコメント失礼します。

私も当時のこラジオドラマを聴き、TOM BROWN/YOURS TRULYのレコードを買った(正確には最初小さなはレンタルレコード屋で借りた)のを思い出しました。

放送はクロスオーバーイレブンの前の時間帯だったような気がしいます。
確かあの頃中学生で、放送のそれは衝撃で、高熱が出たようになり、以後山下洋輔や筒井康隆氏などのエッセイを読み漁り、そして初めて買ったジャズのレコードが洋輔さんのフリージャズ全盛期の盤という、変わったジャズデビューになってしまった切っ掛けの本です。

本書も当時購入したと思うのですが、手元に残っていません。
大好きな曲Charismaは永らく記憶の奥にとどめていましたが、数年前に中古レコードを手にしました。
ラジオでの熱気を思い出して、この夏原作を今一度読んでみようと思います。
by ふ゛り (2016-08-06 22:59) 

ryus_cafe

> ふ゛りさまへ.*:。.☆
初めまして.*:。.☆
この度はとても素敵なコメントを頂きまして、誠にありがとうございました♪
10年前の記事になりますけれど、この記事にはとても生命力(?!)が
あるようで、長い時間を経てもなお、こうしてお優しいコメントをいただく
ことがございます。
と、いいますのも、きっと、このラジオドラマや原作、使用された楽曲が
とても印象的で素敵なものだったからですね。
本当に懐かしい.*:。.☆
(クロスオーバーイレブンといえば、津嘉山正種さんでございますよね♪
あの時間帯、NHKFM、とても好きでございました)
ラジオを聴かなくなって……随分と経ちますけれど、当時のような……
雰囲気(熱気☆)を漂わせたラジオ番組などは、現在もあるのでしょうか。
ラジオや文章は想像の世界が自由に開かれておりますから、心の中に逆に
強く印象に残っていたりしますよね。
まさに、ふ゛りさまのblogタイトル『音の記憶』.*:。.☆
(本当に素敵なタイトルでございますね)
懐かしい想い出の中に流れる音楽や音、文章がある事は幸せなことで
ございますね。
こうして、思いがけない嬉しいご縁をいただけますもの。
Charismaがくれたご縁。
私もまた耳を傾け、原作を手に取って.*:。.☆
懐かしいひと時に包まれたいと思います。
心からの感謝を込めて。
by ryus_cafe (2016-08-07 16:14) 

月光蝶

では、10年目のご挨拶に。

https://www.youtube.com/watch?v=WRg9400EM8k

過去はなくなりはしません。
振り向きさえすればいい。

われわれは皆、生きている波のように過去を運んでいく。
また、ご縁がありましたら…。
by 月光蝶 (2017-01-30 01:29) 

ryus_cafe

> 月光蝶さまへ.*:。.☆
2006年に綴りました記事に、こうして十年以上の歳月が流れても
そっとつながってゆけること.*:。.☆
細々ながらもblogをやめてしまわないで良かったと
しみじみ感じる瞬間でございます。
月光蝶さんがリンクして下さった音楽に耳傾けながら……
おぼろげになってしまった記憶の扉にノックをして。

いつもながら素敵な時間をありがとうございます.*:。.☆
心からの感謝を込めて。
by ryus_cafe (2017-01-31 22:01) 

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